総持院は高野山の西部、大伽藍の北部に位置し、本山金剛峯寺に隣接する別格本山。阿弥陀如来様を御本尊様としている宿坊です。

高野山開創一千二百年記念慶讃事業 趣意書とお願い
高野山開創一千二百年記念慶讃事業 趣意書とお願い
平成二十七年。宗祖弘法大師が人跡未踏の地高野山を御開創、真言密教即身成仏の修禅道場とされてより以来一千二百年の記念の年に当ります。 これを慶讃して総本山金剛峯寺伽藍中門再建事業を始め様々な慶讃事業が全国末寺にて挙行されます。
私ども高野山総持院も昭和四十年の開創千百五十年記念以来五十年ぶりの宗祖弘法大師への報恩事業として位牌堂・大師堂・山門・院内塔中理性院の屋根葺替え・院内塔中正塔院再建準備の順次執行を発願致しました。
伝統的に高野山では寺院の屋根は極寒の凍てに強い檜皮葺き(又は銅板)を用いてきました。檜皮葺きは景観上も重厚で好まれますが、耐用年数が約三十年と短く、費用の割には再々の葺き替えが必要となります。
現在、諸堂の屋根も檜皮で葺かれており、特に大師堂・本堂位牌堂部分の屋根の檜皮葺は既に四十年以上の月日が経過し全面に苔が覆い一部は腐食が進み苔の上に苔が積もったように重なり、大屋根の東側鬼板は既に腐食して形状を留めてはいません。屋根本体の腐食を懸念せざるを得ない状況となりました。
早急な葺き替えが望まれています。 



此度の屋根葺き替えには経年劣化が少なく、加えて銅板の庭木等への酸化銅緑青被害など環境汚染の心配のないチタン合金を使用いたします。 千二百年まえ、宗祖弘法大師は高野山開創に際し、有縁の人々に宛て手紙を送り助力を請い功徳を積まれることを勧められました。  
曰く
『伏して乞う諸の施主等、各々金一銭・米一粒を添えてこの功徳を相斎え(中略)さすれば生ずる所の功徳は長く広がり父母・衆生・御仏など 四恩に報いることが出来る。然らば、きっとこの事業も日成らずして完成するだろう(中略)謹んで(功徳を積まれることを)お勧めします』と。
高野山開創一千二百年報恩慶讃事業無魔成就のため、ご理解ご協力下されますようお願い申しあげます。
合 掌

平成二十四年 春 別格本山 総持院



高野山開創一千二百年記念慶讃事業 趣意書とお願い

■ 平成二十四年 初冬

位牌堂屋根の第一工事が終了しました。次は大師堂の屋根の工事に移ります。







■ 平成二十四年 秋

位牌堂の屋根は完成間近です。横の大師堂の屋根の修理も同時に始まっております。また年末12月17日から、宿泊施設 お風呂場タイル修理 ボイラー付け替えも始まります。



■ 平成二十四年 春

本年はまれにみる、まとまった大雨の降りやすい年のようで、工事の進捗もはかばかしくありませんが、順次作業を行って頂いております。